Webサイト

アキズファイブ・ハピネス

URL
https://ikoi-happiness.com/
Release
2025年09月
Client
株式会社アキズファイブ・有限会社ハピネス
Job
グループホーム
Area
愛知県名古屋市
Tag
Wordpressコーポレートサイト

これまで株式会社アキズファイブ・有限会社ハピネスには、専用のWebサイトがありませんでした。そのため、施設の特色や雰囲気、理念といった「人の想い」が伝わりにくく、比較サイトではどうしても価格や立地といったスペック情報だけが目立ってしまう状況にありました。また、採用面でも、ほかのグループホームと比べられたときに、「働く環境」「施設の雰囲気」「スタッフの想い」といった点であまり差別化できていないことが課題でした。

「大切な親を預ける」「家族の一員のように暮らしてほしい」という気持ちを持ってWebサイトを訪れるご家族たちには、「放棄してしまっているのではないか」という罪悪感や、不安・迷いが少なからずあります。そういったインサイトを見定め、価格や設備だけでない、“心”で選んでもらえるホームとしての魅力を、Webを通じてしっかり伝えたいという想いがありました。

概要

■ 理念・想いの可視化
「ご家族の頑張りを手放す場所ではない」「自然体でいられる“新しい形のつながり”を育む場所」という施設の理念を、メッセージコピーとスタッフ・利用者の表情、共同生活の風景を中心に据えて表現しました。
訪問者がサイトを読み進めるうちに、「ここなら安心して任せられる」と自然に感じてもらえる設計としました。

■ インサイトに応える導線と構成
ご家族が抱える「不安」「迷い」「罪悪感」といった感情に寄り添う言葉を、キャッチコピーや見出しに反映。
まずは安心感を届けるメッセージから始まる構成にし、施設の雰囲気・暮らしの様子・スタッフの紹介・利用者の声などを丁寧に配置しました。

■ 他ホームとの差別化
比較サイトでは伝わりづらい「日常のあたたかさ」や「施設ならではの人間関係」「家族との関わり」など、“目に見えにくい価値”を、写真とテキストを組み合わせて訴求しました。
価格や立地といった条件面だけでなく、「この場所なら大切な人を任せられる」と思っていただける要素を重視しました。

■ 採用向けの魅力表現
スタッフがどのような想いで働いているか、現場の空気感はどうかといった点を、写真やインタビューを通じて可視化しました。
介護を「仕事」としてだけでなく、「人と人とのつながりを育てる場」として捉える姿勢を伝え、応募者に共感と安心感を持ってもらえるようにしました。

■ 成果とその先へ
アキズファイブ・ハピネスのグループホームは、価格で比べられる施設というだけでなく、「心で選ばれるホーム」を目指しています。
ご家族の不安をやわらげ、スタッフの想いと施設の雰囲気が伝わることで、利用検討時の信頼感を高める効果が期待されます。

また、採用においても「働きがい」や「施設の個性」を感じ取ってもらえることで、志望者の質向上やミスマッチの減少に繋がることを目的としています。
大切な人を預ける/預けられるという関係性のなかで、施設と家族・利用者が“つながり”と“安心”を育めるWebサイトとして仕上げました。